産後の不調はなぜ起こる？

産後のあなたへ
こんなお悩みはありませんか？

産後の不調は一時的なものだと思っていたけれど、なかなか以前のように万全なコンディションに戻らない……とお悩みのお母さんは多くいらっしゃります。
毎日の子育てを無理なく続けていくためにも、これらの不調は早いうちに解決することが何よりです。心身の健康には、ホルモンバランスや自律神経を整えることが必要不可欠。
そこでぜひ、無理なく楽しく続けられる「バランスボール」を使ったエクササイズで、以前のように健康かつスタイリッシュな身体を目指してみませんか？

産後の女性の身体が変化する理由

女性の身体は出産の前後で大きく変化します。妊娠中と比べて女性ホルモンの分泌が急激に減少することで、ホルモンバランスが崩れるためです。
ホルモンバランスが崩れることで、身体と心にさまざまな不調を感じることが多くなります。

ホルモンバランスの乱れは自律神経にも影響する

ホルモンバランスと自律神経には強い関係性があり、特に女性はホルモンの変化に敏感なため、自律神経がとても影響を受けやすいと言われています。
女性がかかりやすい症状に「自律神経失調症」があるのは、このためです。自律神経失調症になると、疲れやすい・めまいがする・頭痛・吐き気などの身体的な症状以外に、不安・落ち込む・イライラするといった精神的ダメージも受けやすくなります。
ホルモンバランスや自律神経の乱れは、自然に治るようなものではありません。一刻も早く改善させるためには、生活習慣の見直しや適度な運動から始めていくことがおススメです。

自律神経とは

自律神経は、24時間絶えず全身の内臓や血管に働きかけている神経系です。脳の視床下部という場所でコントロールされています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、それぞれが交互に優位になることで体内の環境を整えています。
これらの優位が切り替わるタイミングは不随意で、自分の意思でコントロールすることができません。

交感神経と副交感神経は、相互に反対の作用を持っています。それぞれが適切なタイミングで優位になることで全身の機能をコントロールし、身体のバランスを保っているのです。

しかし、産後の女性はホルモンバランスの崩れなどから、この自律神経の働きが乱れやすいと言われています。活発に動けない産褥期を経て筋力が落ちてしまうことや、さらには慣れない育児によるストレスや睡眠不足も重なり、ますます自律神経が乱れやすくなってしまいます。

産後におすすめのエクササイズは「バランスボール」

そこでおすすめなのがバランスボールを使ったエクササイズです。
バランスボールは元々リハビリ用に作られた運動器具で、身体に負担をかけずに誰でも簡単に、有酸素運動や筋トレを楽しく効率的に行うことができます。

さらに、必要な道具が少ないのも魅力的なポイントのひとつです。ボールとわずか1畳分ほどのスペースがあればできるので、誰でも気軽に始めることができます。
バランスボールを使ったエクササイズを通して骨盤を整えることで、身体全体の骨格を補正し、その骨格をキープするための筋力もつくなど、メリットがたくさんあります。

さらに、バランスボールは赤ちゃんを抱っこしながら使うこともできます。バランスボールの動きはママだけではなく赤ちゃんにとってもリラックス効果があります。

産後の不調は夫婦で乗り越えよう！

産後の不調を乗り越えるには、お母さん一人が頑張るだけでは当然成り立ちません。夫婦の相互理解、周囲の協力こそが解決への糸口とも言えます。
産前・産後の女性は家事や育児、旦那さんは仕事と、それぞれに忙しい日々の中でも定期的に共通したコミュニケーションが取れるような場があると理想です。

Sunny’s parkでは、産前・産後の女性と旦那さんを対象に、講習とバランスボールレッスンからなる「産前・産後ケア」コースを開講しています。

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まとめ

• 出産後は、妊娠を維持するために分泌されていたホルモンが減少するため、ホルモンバランスが乱れやすくなる
• ホルモンバランスが乱れると自律神経のバランスも崩れ、心身の不調につながりやすくなる
• 産後の不調を乗り越えていくためには女性自身だけではなく、夫をはじめ周囲の理解と協力も重要
• 体力をつけ自律神経を整えるにはエクササイズが効果的。特にバランスボールは産後の女性のエクササイズにおすすめ